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学生相談室に行った話

前置き

この記事は klis Advent Calendar 17日目 の記事です。
今日は、タイトルにもある通り「学生相談室に行った話」を書きます。
結論から言うと、学生相談室はいいところでした。

自己紹介

klis 4年の かなせる です。canacel と書きます。
2015年に3年次編入生として高専から編入学しました。

学生相談室とは

正確な名称は、筑波大学 学生相談・精神保健相談です。
長いので、以下「学生相談室」と表記します。

筑波大生の皆さんはご存知かと思いますが、筑波大学には 保健管理センターという場所が存在します。通称「ほけかん」ですね。多分一度くらいは中に入ったことがあったりなかったりするのではないでしょうか。

ほけかんは言ってみればタダで使える病院みたいな感じで、内科、外科、歯科、整形外科の診療をしてくれます。
病院に行ったらお金がかかるのに!タダだなんて!すごい!

で、実はこのほけかんには、上にあげた4つに加えて、精神科が存在します。
この精神科に併設している相談機関が学生相談室です。

特徴

学生相談室と聞くと、何か心に問題がある人が行く場所というイメージがあって、行きたいけどやや抵抗があったり、周囲から変な目で見られそうな気がしたりする…かもしれませんが、
筑波大学の学生相談室は気軽さを大変ウリとしています。「お悩み相談所」みたいな感じみたいです。お堅い言い方をすると「カウンセリング」になりますが。

ホームページ を見る限りでは、
学業・研究室・進路のことから、対人関係・家族関係、心身の不調まで…とりあえずどんなことでも話を聞いてくれるみたいです。

しかも、学生だけでなく、教職員やご家族の方も利用できるみたいです。
「学生」相談室とはなんだったのか。

しかもしかも、内科等と同様、無料で話を聞いてくれます。
(普通は一般の機関でカウンセリングしてもらうと最低でも5000円はかかるみたいです(私調べ)、高い!)

もちろん、「学生相談室に行った」という事実は、
こうして自ら記事として晒さない限り、誰にも知られることはありません(多分)。

また、話す内容は守秘義務がかけられるので、
カウンセラーの方が先生や家族に話の内容を漏らす…といったことはありません。

友達や家族・先生に相談するのは嫌だ・気が進まない・憚られる・何かと厄介なことになりそう といったときや、
他人に相談してみたけどいい感じの回答が得られなかった、納得できなかった、というときに使うとよさげな気がします。

基本的に予約方式で、ホームページに掲載されている電話番号に電話して予約をする必要があります。
また、対面方式だけではなく、電話口での相談もできるみたいです。

話を聞いてくれるのは「カウンセラー」と呼ばれる方です。 人の話を聞くプロです。
「医師」ではないので、治療をしたり、薬を出したり、といったことはできません。

精神科医」が「病気の治療をする」のが「精神科」で、
「カウンセラー」が「相談や悩みを聞いてくれる」のが「学生相談室」、というのが私の認識です。

病気かどうか診断して欲しかったり、薬が欲しい人は、電話口で「学生相談室ではなく精神科を予約したい」という旨を伝える必要があります。
そうではなくて、単に相談がしたい、自分が病気かどうかわからない、という場合は学生相談室を利用する形になると思います。

経緯

某月某日に学生相談室を利用しました。

これまで生きてきて「学生相談室」という場所を利用したり、精神科・心療内科を受診したり、という経験は皆無だったのですが、 予約することに抵抗はほぼ無かったです。

相談内容等については、ここでは「ノーコメント」とさせて頂きますぞよ。

当日

初診だったので、問診票みたいなものを書きました。
3ページくらいあります。ながい。

電話で事前に、 「初診の方は問診票を書く必要があるので、人によっては書くのに時間がかかるため30分早めに来てください」
と言われていたので、30分早めに行こうと頑張りましたが、ギリギリ人間なので15分早めに着きました。いたしかたなし。

問診票を書いたら、部屋に案内されます。
部屋にはソファがあり、座って待っているようにと受付の方から指示があります。
数分座って待っていると、担当のカウンセラーの方がやってきます。

初回では、だいたい40分くらい話して、これで終わりにするか次回の予約をするか、どうするかを私が決めて、終了、という感じでした。

話してみた所感

カウンセラーは凄いと、素直に思いました。

これまでは、「カウンセラー」って、自分の専攻とは殆ど関係ないし、
雲の上の存在というか、そういう職業もあるよね、という認識でした。

事前にネットで調べていたとき
「カウンセラーの人は、話を聞くだけで答えは提示してくれない」 という意見を多く見かけていたのですが、
私の場合は、答えそのものではないけど、ヒント的なものをカウンセラーの方がかなり提示してくださりました。
多分、相談内容やカウンセラー、クライアント(ここでは私のことを指す)の性格によるんだと思います。

また、カウンセラーの方は、基本的にはクライアントの話をただ聞いて相槌を打つだけでなく、「認める」ということも同時に行うみたいです。

クライアントの話を「それは違うんじゃない?」とか「それはダメだよ」などと言って否定することはありません。
カウンセラーは、相談内容がどんなことであっても、クライアントを全面的に認めながら、傾聴してくれます。

そして、相談に対するヒントを提示しながら、 最終的な結論はクライアントから導き出させるような質問を投げかけてくれます。

カウンセラーは、
話にカウンセラー自身の感情や思いを挟まず、 クライアントの話を全面的に認めながら少しずつ紐解いていき、
かつ論理的に、答えや解決まで導くための手伝いをしてくれる人である。

40分話してみて、そういう印象を持ちました。

私たち一般人がそういう話の聞き方をするのは、なかなか難しいことだと思います。
すぐ「それは違うっしょ」と否定したくなったり、すぐ「それは〜〜でしょ」と思いついた答えを言ってみたり、「〜〜っていうのが普通でしょ」と価値観を押し付けたりしたくなってしまいがちなのに、
冷静かつ客観的に、論理的に話を進められるカウンセラーは凄いなと、思いました。

総括

これまでは、学生相談室は何か事情がある人が行きがちな場所である、という偏見が私にはありました。
しかしながら、今回、学生相談室を利用してみて、
学生相談室は、どんな人でも利用する場所だし、どんな人でも利用できる場所だということがわかりました。
カウンセラーはきっと、どんなに重い話でも、軽い相談でも、耳を傾けて聞いてくれるだろうし、 解決までの手助けをしてくれる、カウンセラーとはそういう仕事をする人なのだ、ということもわかりました。

今、悩み事を抱えていて、解決したいことがあるとか、自分が納得出来る答えを得たい人とかは、
試しに1度行ってみてもいいんじゃないかな、と思います。

そんな場所、自分には縁無いわ、と思っている人でも、
こういう場所があるということを覚えておいてくれれば、
何かあった時、役に立つかも?しれません。

以上、「学生相談室に行った話」でした。